結構うっかりをやらかす事に定評がある私ですが、今回は流石に・・・
とまあグランプリ中に久々にムカっとすることがあったのでここで毒吐き。


状況
こちらの手札が
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》、《呪文嵌め/Spell Snare》

ライフが7

場には
《変わり谷/Mutavault》、《激浪の研究室/Riptide Laboratory》、《涙の川/River of Tears》に《人里離れた谷間/Secluded Glen》、《島/Island》が3枚程

場には
《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》、
《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》(ー1/ー1カウンターが載っている)

とコントロールしていて《変わり谷/Mutavault》と大魔道師2体で攻撃中です。

相手の手札が2枚、

ライフは5で場には
《大焼炉/Great Furnace》、《山/Mountain》4枚

まあ、ほぼ勝ちな場です。
そこから対戦相手はダメージがスタックに載る前に《マグマの噴流/Magma Jet》をプレイしました。
ま、いっかということで《呪文嵌め/Spell Snare》でカウンター。

更に《大焼炉/Great Furnace》を生贄に捧げて最後の手札の《爆片破/Shrapnel Blast》をプレイしてきました。じゃあ勝ちじゃんということで《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》。
で、ダメージが通って勝ったよね。で場のカードをまとめて終わり。

そこから負けました。


負け方は
まず対戦相手が現時点でのライフが2残っていると主張。
で、こちらのカードを纏めた動作はスクープ、つまり投了を示唆してるから俺の勝ちだ。と

後から考えるとここでライフの食い違いを争っとけば良かったのですがもう相手のデッキから何が飛び出しても勝てる場なので投了じゃないと言う方向でジャッジの判断を仰ぐ事に、

で、ジャッジの裁定は

『投了だね。おまえ負け。』

当然、
こんな場から投了するとかそんなバカな話があるか
と上告したのですがその時の答えが
その議論は4年程前に数時間かけて議論したので通過済みなのだよ。
という答え。曰く何度も対戦相手に確認しましょう。
裁定は裁定です。というわけでゲームは負け、次のゲームはマリガンしてあっさり負け。

マッチが終わった後に後学の為に、どんなしぐさが投了と判断されるかとか色々聞いてみたのですがその中で
コミュニケーション能力に問題があるプレイヤーに(法言の方の)悪意があるプレイヤーが嵌めようとしてやった場合、事実上回避不可能じゃないかという問いにはとその通りだよというなんとも素晴らしい答えが返ってきました。

一応、断っておきますがジャッジとジャッジングに対しては特に何も思ってません。
ホームゲームアドバンテージとかでは全然無くて、単純に自分の英語スキルが招く結果です。
判例の蓄積とその運用が彼らの仕事、決定に関しては文句無いですしむしろそこで贔屓なんかされると1プレイヤーとしては嬉しいですが、どう見ても問題があります。
ヘッドジャッジにお前の気持ちも分かるといわれた時、不覚にもちょっとくる物がありました、
ただ、こっちはマジックをプレイするのが仕事。
こんな理不尽な負けでアメリカくんだりまで来たのが無意味にさせられるのは勘弁願いたいわけですわ。というのが正直なところです。

という訳で現在、2日目に残るかどうかの瀬戸際中に割と真剣に駅前留学を検討しています。

コメント

nophoto
ヤソ
2009年1月19日4:47

ライフは常にチェックしましょう。

2日目(,,゚Д゚) ガンガレ!

すずけん
2009年1月19日13:47

どうしても真剣勝負ですからそう言うsillyな事をやってくるプレイヤーもいるんでしょうね。英語力もそうですけど、やはり慎重にゲームを進めるというのが一番かもしれませんね。ライフとか本当に食い違いやすいですし。

今度出るマナバーンで書きましたけど、Paulo Vitor Damo da Rosa曰く「結果登録用紙にサインするまでは、いつだって負ける可能性があることを忘れるな」だそうで・・・

あと、ちなみにHow to "kill"ですねw

なかしゅー
2009年1月19日14:25

>ヤソ
ほんとにその通り。
5点ごとのクロックを刻んでたんでその度にチェックしてたつもりだったんだけどね・・・
あ、二日目は行けずじまいのひゅーりょーでした

>すずけんさん
PV良い事言うなあぁ
盤外戦は否定しないんですけど、こういうゲームとは全く違う部分、というか盤面で勝てないならイチャモンで勝とうとする行為は自分のやってることを完全否定されてるようで余計腹が立ちました。
それとアメリカでは文化としてたたむという動作は投了を表すに直結するらしいので、そこらへんもホント日本人の認識と違ってるなあと

ギャー。
ここでも英語力の無さを出してしまいましたわw。
普通に三単元だと思ってた。修正シマース。

nophoto
brosen
2009年1月29日1:11

毎回ブログの方拝見させていただいています!
その前からも「マジックプレイヤー的地球の歩き方」を拝見しさすが日本のトッププロは違うと感じながら毎回読んでいました。過去の戦歴を見てもどの環境でも強いと思いますし、ビデオカバレッジの中村修平さんの動画を見て思ったのはプレイングかっこいい・・・・(笑(特にハリウッド)そし2008POY
まとめると大ファンなんですが(笑

今回の記事を読んで感じたことがあります。僕は福井の高校生でローウィンあたりからはじめたプレイヤーです。地域のフライデーかカジュアルくらいのマジックです。確かに勝ち負けはありますが、どの対戦をしても楽しいしそしておもしろいです。ミスばかりのプレイングでいつも社会人の方々に怒られてばかりですが(笑
デッキ構築、プレイングを授業中や空いた時間に考えてそして試す、失敗したらもう一回と粘り強くやっていくプロセスの中で結果が出たときは「マジックはなんてすばらしいゲームなんだ。」とよく思います。

そしてそこから考えるのは、このマジックをプロとして活動している人は楽しい毎日なんだろうなと思うところです。そして僕もすこしでも近づくことができればと思っています。
ですが、プロプレイヤーの人々記事を読むと「プロは楽しいというよりも勝ち負け重視」と感じる記事を多く拝見します。勝ち負け重視ということはプロとして当たり前だし、勝ちがなければプロとして意味がありません。でもわかっていても「楽しい」だけは二番目におきたくないなぁと考えています。それはマジックはエンターティメントとして僕らにゲームを開発し提供しているそして僕らがいかに遊べるかを一番目に置いているところ、そしてその場を世界中に与えているところが良いところだと思っているからです。

でも、前からのマジックプレイヤー的地球の歩き方の記事、今回の記事を読んではっきりとわかりました。「プロの世界は厳しい。」と。
楽しいだけではプロにはなれない、厳しいからこその楽しさ。プロであるからこその楽しさ。
強いからこそ楽しさ。それを感じられたと思います。
最後の「こっちはマジックをプレイするのが仕事。」から今まで書いたことすべてを思いました。
対戦相手の方は外国人で言語はうまく伝わらない。僕は日本人プレイヤー以外と対戦したことはないのでうよくそのズレがわかりませんが記事から察するに対戦相手はルールに従い別の視点から勝利を勝ち取れると判断したのでしょう。

悪く言うわけではないですしアメリカのマジック文化の違い、確かにライフの食い違い等を考慮してですが、劣勢の場でプレイングとは別のパフォーマンス(サッカーでいえばシュミレーション的な)勝つのはおかしいと中村さんと同感です。
ですがルールはルール。本家アメリカで当然といえば従うしかないようです。

本当に長くなってすいません!!そして駄文ですねwこの記事の内容と若干ズレているものあります・・・・(苦笑
ですが記事からプロとしての熱いものを感じましたので投稿させていただきました!!
中村さんはstupidではありません!!supremacyです!!
次の世界での活躍を大いに期待しています!!そして僕もがんばります!!

nophoto
brosen
2009年1月29日1:21

すいません!!「ですがルールはルール」のところですが
ルールではなく「ジャッジの判断」です!!間違えました!!

nophoto
なかしゅー
2009年1月29日23:25

>brosenさん
コメントありがとうございます。
好きだからこその延長線に今の生活があるんですが、
プロである以上、だからこそ成績を残さなければ価値が無いというのが悲しいところです。やりがいでもありますが。

今回の教訓は慣習にも地域差があるという事。
考えてみれば全く持って当たり前の話なのですが実際に遭遇してみると本当に驚きでした。
どこかにルール関連の良い解説があれば良いんですけどね…

nophoto
brosen
2009年2月27日14:31

お久しぶりです!!
プローツアー京都の中村さんの対戦記事拝見しました。
今回のデックはブリン・アーゴルの白鳥ですか!!
難しいデックですけどバリバリ使いこなしてましたねww
さすがです!会場には行けませんが、知り合いにサインをお願いしてますので
そのときはお願いしますー!!

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