すずけんさんのところでも少し触れられていますが
フランス人のレベル6プレイヤー、ラファエル=レヴィがプロプレイヤーの組合を作るようです。
個人的にはこのような動きには大賛成です。
てか、ただでさえ今年はレベル落ちたのに更なる収入減は正直辛いものがあります。
グランプリでいくら勝っても収入にはならないのですよ。実際問題・・・

ちょっと話がそれました。
で、本人からお願いされたのですが、
少しでも多くの人に現状を理解してもらえるようにサイトを開設したんだけど、日本人のネットワークにリンクしといてくれないだろうか?
って話だったのです。良ければ是非とも見てやってくださいな

http://mtgplayersunion.forumandco.com/

ルーキーが冒頭のラフの文章を訳してくれました。サンクス!

First Step(はじめに)

こんにちは。

これを始めるにあたり、参加してくれた皆さんに感謝します。また、我々の行動がMtGの今後に良い影響をあたえるものと信じています。

我々の現在の状況は・・・
WotCは2008年度、PTの開催予定を変更しました。MTG.com(BDMの記事)によると、年5回のPTは1回減少し、その埋め合せとして追加のGP開催&PTで少しの賞金上乗せがあるようです。この変更は正直、プロツアー存亡の危機だと思います。これについてはurl:〜(mtg.comの掲示板上)で議論されています。ぶっちゃけ、これじゃプロはマジックで生活できません。前から厳しかったけど、今度のはほぼ不可能です。この変更はWotCが考えていたよりもっと重大な問題です。これじゃプロとしてやってけないし、プロになろうとする人もいないと思います。

WotCがやってることは自殺行為であり、(予算のため?)PTを減らすことで本来守るべきものを失いつつあります。
我々にはいくつか改善案がありますが、WotCに意見を聞いてもらうために、多くのプレイヤーの手助けが必要です。

私はすでにWotCの方と話をしていて、PTクアラルンプール中に代表者の話し合いの場を用意していただきました。

今回の変更に関する意見や、この”組合”をどうするべきか、またあなたの提案を気軽に投稿してください。もし我々の行動が少しでも影響を与えるなら、次はもっと色々なことについて話し合えるはずです。もちろんWotCの決定に大きな影響は出ないとは思いますが、少なくともWotCが我々の考えを聞き、考慮に入れてくれるのなら、それはこのゲームの進化の大きな一歩となると思います。

Raphaël

コメント

すずけん
すずけん
2008年1月25日0:11

今回の事件は、正直言ってマジックの日本代理店変更以来の大転換といっていいかもしれません。あのシステムではMagic Superstar Systemはおそらく崩壊してしまうでしょう。Magicが(大金が飛び交う)ポーカーのような道を歩むべきだとは私は思いませんが、それにしてももうちょっと良い方法は無いものか、と思いますね。

私はプロでも何でもないのですが、何かお手伝いできることがあればお手伝いしますよ。

如月
如月
2008年1月25日7:51

どうも、Yoshihikoですと言えば誰だかわかってもらえるでしょうか。ご無沙汰しております。

今回の件はかなりひどいですね。
プロの存在もさることながら、マジックそのものの危機にも関わる問題になりかねないと思うので何か別の道があればいいんじゃないかと思います。

僕もプロではないですが、英語的な面でお手伝いできることがあればやりますので声かけてください。

ではまた、アメリカのどこかのプレミアイベントで。

nophoto
なかしゅー
2008年1月26日14:40

ドモ、ありがとうございます。
今、ちょっと手が離せない事があるんですが、それが終わり次第書き込もうと思っているんでその時、お願いしたいです。
それと、もし書き込みたいけど、英語に自信が無いって人がいたら助けていただけるとありがたいです。

常々思っているんですが日本人が外に対して自分の意見を表明する事ってほとんど無い気がするんですね。
今回は悪いながらでも、そんな日本人が外に向かって発言する良い機会だと思います。

ではでは

nophoto
ショップ店員
2008年2月10日13:02

大会賞金が売り上げから捻出されている以上、プロプレイヤーとしてマジックの普及と発展の為にどのような施策をお考えでしょうか?マジックの市場規模と賞金は連動して然るべきです。世界中のマジックファンが買い支えた貴重な資金の一部で生活している現役プロプレイヤーの方の意見を伺いたく存じます。

なかしゅー
なかしゅー
2008年2月12日5:39

まずはじめに、
今回の変更は賞金の「減額」ではなく、割り振りの「変更」だとアナウンスされていることを念頭においてください。
実態はどうであれ、です。(私感としては大会賞金よりも下手すれば負担が大きい筈の会場の設営費、人件費をわざわざ相当数のGPを増設することによって増加させていることから考えてもこれは「減額」ではなく「変更」ではないか、と考えています。)
その前提でユニオンでの議論は進んでいます。
ユニオンが、いや発起人であるラファエルレヴィ、ヨーロッパ、アメリカのプロプレイヤー達、そしてユニオンに参加している多数のプロプレイヤーが問題にしているのは「浅く広く」賞金分配方針がプロ生活を困難にさせ、プロマジックプレイヤーを消滅させ、更にそのプロプレイヤー達によって競われる現在のトーナメントシステムそのものをも崩壊させるものとして考えているからです。
もちろんその議論にはプロプレイヤーとしての利潤の確保という部分もあります。ですがそれ以上に彼らは数あるトレーディングカードゲームの中でも殆ど唯一とも言っていい自分達の存在、プロプレイヤーが存在すること自体がマジックの普及と発展の為に良い影響があると考え、それらを残そうと活動しています。

果たしてこの活動がどのような結果に行き着くか、ラフたちの言う「より良い未来」となることができるか、
或いは90年代後期のメジャーリーグのようにファン離れを引き起こすのみなのか、それはまだ未知数です。
ですがマジックの普及と発展の為に何ができるか、そのことを多くのプロプレイヤーが真剣な討論を行っています。このこと自体が一つのプロプレイヤーとしてのマジックの普及と発展の為へのメルクマールとなっているのではないでしょうか。
そして日本のプロプレイヤーたる私の役割はそれを日本のマジックファンに伝えることだと考えています。

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