千年女優

2004年12月24日 映画
3本目。
ジャパニメーションってやつです。
30年前に突然引退した世紀の大女優。ドキュメントを取るために取材に訪れた2人。そして鍵。
鍵を発端に懸命に追いかけ続けた女優の半生が語られだす…

形式的には女優と2人のダイアローグなんですが本質的には女優が自らを振り返るモノローグです。
それを女優自身が過去に出演した作品を織り交ぜながら、張り詰めて千切れる寸前の糸を紡ぎ合わせるかのような破綻ギリギリのプロットは『追いかける』、ただそれだけの事によって収斂し、かと思えばあっけなく四散する。
プロローグと、エピローグは本編を通じて交錯し、全てはバラバラの劇中劇ですがそれでいて総体としては一つの物語のワンシーンであり続ける。

ごめんなさい、こういうのにメチャクチャ弱いです。
良い意味でこういう絶対に自分では到達できそうもないレベルにある作品に対しては素直に尊敬したいです。
畏敬って言っても良いんだろうなあ。
どこでどうやったらこんな構成考えつくんだろう?

と、
ここまで勢いで書いて、なんか自分のキャラじゃない文章書いてる気がして断筆。
でも見た直後の素直な感想だし、これはこれで日記として残しておくのも良いかなっと思いました。それにしても1年後に読み返すとコレ絶対赤面してそう

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